海の女性ネットワークのメンバーによる、自由な発言の場「メンバー雑感」です。
第3回「ねりもの祭り」開催しました!
2024年6月9日、7月31日と回を重ねて、 先日11月14日、第3回「ねりもの祭り」をオンライン開催しました。 メンバーの大西光代さんの「ねりものクイズ」で楽しく幕を開け、 第2回の講演が好評だった和田律子先生(水産大学校 食品科学科 教 …
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やばいぜ、ギョニク。
ギョニソとギョニク(ギョニソのフィギュア)にハマってしまった・・ 先日、この雑感コーナー(「アツいぜ、ギョニソ」)でもご紹介したところ、”キモカワイイ!” ”どこで見つけたの~?” と周囲で意外な人気だ。 こ奴らは、標準的なガチャガチャ価格 …
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アツいぜ、ギョニソ。
今、ギョニソ(魚肉ソーセージ)がアツいらしい。 先日、海の女性ネットワークも賛同している「さかなの日」に魚をたべよう!の展示を見に、農林水産省の「消費者の部屋」に行ったところ、ギョニソにまつわる多々の資料が展示されていた。ギョニソそのものの …
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海の女性ネットワークの図書室: 出会った魚がわかる図鑑
この本は、たまたま、地元の図書館で手にして借りましたが、ポケットサイズで楽しい情報満載です。 発行された永岡書店さんのホームページの紹介文にあるように、 “日本の海や川で出会える身近な魚はもちろん、神秘的な深海魚や熱帯雨林にいる危険な魚、氷 …
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海の女性ネットワークの図書室: 宇宙のランデヴー 〔改訳決定版〕
2017年10月に観測史上初といわれる太陽系外から飛来した天体が発見され大変話題になりました。ハワイ語で斥候や使者を意味する〈 オウムアムア〉と名付けられたこの天体は、棒状の細長い形をしていたと考えられています。『宇宙のランデヴー』はこのよ …
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海の生き物を研究している時の魚料理
海の生き物の研究をしていると、海に距離が近いためか、魚食に巡り合う機会もしばしば。 ということで、海の生き物の研究をしている際にいただいた魚料理について紹介できたらと思います。 海の生き物(オニヒトデ)を主に研究する中で、オニヒトデの行動実 …
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海の女性ネットワークの図書室:学研まんがでよくわかるシリーズ『海のひみつ』
株式会社Gakken(本社:東京都品川区、以下Gakken)の「ひみつシリーズ」は、旧シリーズを合わせると50年以上の歴史があります。 このたび公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所は、小学生向け学習まんが書籍「まんがでよくわかるシリーズ」 …
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海の女性ネットワークの図書室:映画『ナイアド ~その決意は海を越える~』
Netflixで配信中の映画『ナイアド ~その決意は海を越える~』は、フロリダ海峡を泳いで渡った実在のスイマー、ダイアナ・ナイアドさんの物語です。 64歳で丸2日以上も泳ぎ続ける体力もすごいのですが、サメや毒クラゲ対策をするチームに支えられ …
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海の女性ネットワークの図書室:『個人書店が選ぶ、いま読んでほしい海の本』
全国各地の個人書店主が「海」をテーマに選んだ本が満載。3710Lab(みなとラボ)のウェブ連載から生まれた1冊です。 撮影・執筆:37名の書店主 監修兼編集:田口康大 企画・編集・写真・文:小倉快子 イラスト:山口洋佑 デザイン:新藤岳史 …
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「超深海ブレンド」
先日友人に特別なコーヒーをもらいました。 その名も「超深海ブレンド」。 あの、猿田彦加琲と東京海洋大学の研究者が繰り返し意見交換して制作した特別なコーヒーとのこと。 「実際に超深海へ潜航調査を行った研究者」や「超深海研究を第一線で行なってい …
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海の女性ネットワークの図書室:『数学の楽園』
この本は数学を軸とした、多彩な読み物が収載されています。 特におすすめは「貝殻の数理」。巻貝にみられる棘やフリルのような形態がどのようにしてできるのかを数理モデルで解明したという内容です。自然界にある複雑で美しいものが同じ数式で描けるとは。 …
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*科学となぐさめ*
1月下旬の寒波襲来の頃に旅立った父の四十九日が終わり、気がつくと春が近づいてきました。そこでその頃の出来事を書こうと思います。私はこれまでに家族の葬儀の周辺で兄弟や夫婦の間で心がすれ違ったり、もっと大きな禍根が残るエピソードを聞いたことがあ …
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「さかなの日」コラム:「つ」の魚
正体の分からないもの、に出会うことってありますよね。深みに潜む、あるいは視界を一瞬だけ横切った奇妙な形の何か。 “幻想動物の写真” を集めた「秘密の動物誌(筑摩書房)」というユニークな本がありますが、捕獲も撮影も観察もできず、ず …
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実物大こんぶのぬいぐるみ
私の職場には、変わったぬいぐるみがあるんです。 かなり長い、実物大こんぶのぬいぐるみです。ちゃーんと、根っこもついています。 以前海藻の研究者の方より、これで”ぬめり”がついてたら、本物そっくりと太鼓判を押してもらいました。 写真からだと、 …
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井戸の底でソフトクリームを食べた話
久しぶりに雑感を投稿します。 この間、ソフトクリームを食べた時のお話しです。 近所の大学(仮にH大学とでもしましょう)の博物館のミュージアムカフェにはとても美味しいソフトクリームがあります。 それで時々、ほぼソフトクリームのために博物館に行 …
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12万年前の喜界島サンゴ礁段丘にて 今夏12万年ぶりの?地球の暑さを思う
全国各地, 記録破りの猛暑が続いています. ようやくお盆も過ぎて, 秋の気配が待ち遠しい中 3ヵ月先までの気象予測では, まだ残暑が続きそうです. 子どものころ, プールに海や山への旅行, 待ち遠しく楽しみだった夏. それが世界中で豪雨や山 …
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白亜紀末 小天体衝突の現場/中村 修子
私はこの10年間, 地球と生命の歴史を学生に話しています。 40億年の生命史の中でも特に大きく有名なイベントとして, 6550万年前 白亜紀末の恐竜絶滅を招いた小天体衝突事件があります。幸運にも年明けに, その衝突現場の大変貴重な試料を専門 …
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[vol. 011 2023年1月] 1月23日は海洋地球科学にとって重要な記念日!/阿部なつ江
早いもので、1月もあっという間に下旬です。記録的な寒波が到来する予想ですので、皆様どうかお気を付けてお過ごし下さい。 閑話休題。今日1月23日は、海洋地球科学にとって2つの記念日がある、とても重要な日なのです。その1)モホロビチッチ生誕日 …
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[vol. 010] 謹賀新年 お正月仕様のHPトップ
あけましておめでとうございます。 皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。 さて、ホームページのお正月仕様をご覧いただけましたか。 以下は7名からいただいた、おめでたい写真のタイトルです。 上段 〇鹿児島県志布志湾に昇る朝日 〇日が …
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[ vol.009 2022年12月 ] 根室海峡の向こう側/小熊幸子
先日、2011年まで研究の場にしていた根室海峡を11年ぶり、野付より北は14年ぶりに眺めました。羅臼町でご講演される先生のスポンサーという立場での同行でしたが、晴天でベタなぎの海峡越しに見える国後島を前に、小舟にも乗らず、サンプル採りも無い …
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[ vol.008 2022年11月 ] プラスチック問題の深刻さを実感/瀬戸内千代
先日、長崎県・対馬(つしま)の海の中で、世界最北の貴重なサンゴ礁(あまり知られていませんが!)に絡みつくロープなど大量のプラスチックごみを、海のNPO法人OWSの仲間たちと回収しました。 対馬は立地的に、漂着ごみの問題も深刻です。特に、発泡 …
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[ vol.007 2022年10月 ] 職場のアイドル2/藤森 京子
毎日カメ吉 私の職場には、実はもう一人、アイドルがいるんです。 かなりデカい、かめのぬいぐるみです。カメ吉 (kamekichi) と言います。一人でオフィスを見守り留守番してます。 触り心地がと~ってもよいので、時々抱きしめにくる方もいた …
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[ vol.006 2022年10月 ] 職場のアイドル/藤森 京子
with みな海 (minami) 私の職場にはアイドルがいるんです。 二次元ですが、イルカで、みな海(minami)と言います。しっぽのリボンがチャームポイントです。 東京海洋大学の男女共同参画推進室の広報係をしています。 PCでお仕事 …
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[ vol.005 2022年10月 ] アシナガバチのお引っ越し/ 木戸ゆかり
2022-10-20 (Thur) 息子が高校卒業まで使っていた部屋・机が今や私の仕事場です。夏場に北側の窓の正面の塀にアシナガバチが巨大な巣を作っているのが判明!蔦の葉に隠れていて、ずっと気づかなかったのです。 即、殺虫剤や〜と思いました …
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[ vol.004 2022年9月 ] 雨ニモマケズ / 大西光代
9月21日の今日は賢治忌。詩人で童話作家の宮沢賢治が亡くなられた日です。 地球科学の知的背景を持つ宮沢賢治の、「雨ニモマケズ」とは確か国語の教科書で出会ったのだと思います。 その時には、 ”ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタ …
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[ vol.3 2022年4月 ]「みらい」乗船体験記 / 木戸ゆかり
「みらい」乗船体験記 海も山も大好きな木戸ゆかりです. 3月〜4月にかけて海洋地球研究船「みらい」の試験航海に乗船しました. https://www.jamstec.go.jp/mare3/j/ships/research_vessel/ …
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[ vol.002 2022年3月 ] 海の匂い / 大西光代
海の匂い “プルースト効果”という言葉をご存知でしょうか? プルースト効果――とは、ある特定の匂いが過去の出来事を思い出させる現象のことをいいます。フランスの小説家、マルセル・プルーストの小説、『失われた時を求めて』の中で、主人公が紅茶に浸 …
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[ vol.001 2022年1月 ] 新年のご挨拶 / 窪川かおる
明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 皆様のさらなるご活躍とご健康を心から期待申し上げます。 皆様の本年の抱負はどのようなものになりましたか。おひとりずつお聞きしたいところです。というのも、海の女性ネット …
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