2024年6月9日、7月31日と回を重ねて、
先日11月14日、第3回「ねりもの祭り」をオンライン開催しました。
メンバーの大西光代さんの「ねりものクイズ」で楽しく幕を開け、
第2回の講演が好評だった和田律子先生(水産大学校 食品科学科 教授)に再度ご登壇いただきました。
第3回の講演テーマは、『ねりものの可能性』。
「ねりものをせんべいに!その開発秘話」ということで、
流通に乗らないために捨てられてしまっている魚を
なんとか活用しようと工夫を重ねてこられたお話に、
約30人の参加者が熱心に耳を傾けました。
加工しにくい魚を一挙に「すりみ」にしたけれど、用途がない。
そこで、日持ちするものとして、「せんべい」を考案。
協力的な漁業者さんたち、企業とのコラボレーション……
ご活動が学外に広がっていく様子に感銘を受けました。
講演後のトークタイムでは、
多方面から信頼され、漁業現場の協力も得て、
混獲物の情報をしっかり入手されている
その関係構築の素晴らしさに対して、
参加者から賞賛の声が上がりました。
和田先生、そして、ご参加くださった皆様、
どうもありがとうございました。