やわらかく濃厚な脂を感じる銀ダラはアラスカやカナダの深海で獲れる魚です。
一年中出回っていますが、秋から冬が旬の魚です。
パエリアというと沢山の魚介がのったものが一般的ですが、シンプルに銀ダラのみを使って作りました。
簡単なのに意外とおしゃれな見栄えになったと思います。濃厚な魚介だしでごはんを炊くことがポイントです。
材料(2人前):お米1合、白ワイン50cc、サフラン(お好みの量)、銀ダラ切り身2切れ、たまねぎ1/2玉、舞茸などのきのこ(適宜)、魚介だし1カップ、鶏がらスープの素少々、トマトペースト大さじ1(ケチャップでも可)、ローリエ、オリーブオイル、おろしにんにく
・お米は軽く洗い15分くらい吸水させ、ザルにあげます
・サフランは電子レンジなどで温めた白ワインに入れ色出しします
・玉ねぎはみじん切りに、きのこ食べやすくはほぐす
・フライパンにオリーブオイルとおろしにんにくを入れて温めます。香りが立ってきたらたまねぎとお米を入れて油をまとわせるように炒めます
・玉ねぎやお米の粒が少し透明になってきたらサフランの入った白ワインと魚介だしを注ぎローリエを入れ、トマトペーストと鶏がらスープの素で味を調えます
・フライパンの中を煮詰める間に、銀ダラの切り身は表面が固まるくらいに焼いておきます
・耐熱皿にフライパンでほぼ炊きあがったお米を入れ、銀ダラの切り身と舞茸をのせ表面がカリっとなるくらい加熱してできあがり
魚介のだしは手軽にホタテやカツオ、エビなどの顆粒だしをミックスして使いました。おろしにんにくもチューブのものです。
みなさんのお好みのおだしで作ってください。
大西光代