鮪立切記録

昭和3年5月31日午後3時30分。マグロの大群が漁場六の波に集来し、ボラ漁の網に掛かっているとボラ漁の漁師たちが発見! 幸運に沸き立つ漁師と漁港。 直ちに、ボラ建切網(だてきりあみ)を積み込み石油発動機船3艘で出航。 午後5時頃には投入し終えて徹夜で見張り、翌日網を閉じてマグロ432尾,4188円の大漁を得た。

 
 

鳥羽市海の博物館の収蔵庫で発見した大漁を記録する札です。三重県度会郡南伊勢町(旧南島町)贄浦(にえうら)の漁港に昔あった網小屋に掲げられていたもので、11枚のうち8枚はボラ大漁、3枚がマグロ大漁を記録。幸運にもマグロの大群を発見した。 
 
余談:ボラ敷網漁の漁師たちがマグロを捕った記録。大正時代以降のマグロ価格が高騰、昭和5年、8年にもマグロを捕獲、マグロ専用の網(大きな網目)を新調する。ボラ敷網漁では年4万~10万匹のボラが捕れていた。
 
 
※海の博物館(三重県鳥羽市)収蔵。http://www.umihaku.com/
※※詳細は海の博物館まで。
窪川かおる