黒潮は北太平洋の上を偏西風と貿易風がそれぞれ東向きと西向きに吹くことで出来た、大気の循環が生み出した大海流です。
黒潮は日本の南岸を流れたあと、犬吠埼の辺りで沖に向かって進路をとります。
この進路変更は大気の循環から予想されるよりだいぶ南側です。
この進路変更は大気の循環から予想されるよりだいぶ南側です。
なぜ予想より南側で日本列島からはなれるのかは、
日本列島の形がこの辺りで南北に立ち上がっていたり、もしくは犬吠埼が岬であるため、地形の効果だと思われてきました。
日本列島の形がこの辺りで南北に立ち上がっていたり、もしくは犬吠埼が岬であるため、地形の効果だと思われてきました。
しかし、最近のモデル実験でこの地形がなくても進路変更することが再現されました。
じゃあどういう理屈でそうなるの?ということが一つ大きな謎となっています。
じゃあどういう理屈でそうなるの?ということが一つ大きな謎となっています。
大西光代