「みらい」乗船体験記
海も山も大好きな木戸ゆかりです.
3月〜4月にかけて海洋地球研究船「みらい」の試験航海に乗船しました.
https://www.jamstec.go.jp/mare3/j/ships/research_vessel/
この船の前身は原子力船「むつ」.船体を切断して原子炉を取り外して,
地球の「みらい」を調査する船となりました.8700トンもの大きい船で,原子炉を
積んでいたことから,減揺装置が付いていて,揺れる海洋でも調査ができるんです!
周期4~6秒くらいの心地よい揺れ〜にバリバリ仕事できます!私のミッションは,
ドックで修理やメンテナンスを終えた測定機器が無事に海上で動くか,の確認でした.
久しぶりの乗船で楽しみにしていたことがあります.
それは,船上での「洗濯」です!どのフロアにもたくさんの洗濯機が設置されています.しかも全自動!ん,普通じゃん?と思う方.我が家はずううっと二槽式なんです!
え!!そんな昭和の時代のものがまだあるんかい?!と驚かれますよね.
家電量販店でも,もうほとんどお目にかかりませんし,パーツもお取り寄せです.
洗濯槽と脱水槽が分かれているので,汚れはよく落ちる!という強い愛着を持って(旦那が)長年使い続けています.ずっと洗濯機の前に立って,洗濯槽<==>脱水槽へ移し替えなければならず,憂鬱な家事.それが,船上では,最新式の全自動!ところが,揺れる船上には,揺れに強い二槽式も必ず設置されています.若い世代には,不人気.せっかく使おうと思った全自動はフル回転で...空いていたのは二槽式だけでした.
JAMSTECの他船も洗濯事情は同様ですが,唯一,海底の穴掘り船「ちきゅう」はクルーが洗濯物を回収,洗濯し,丁寧にたたんでくれて居室前まで運んでくれるんでした!
次は豪華な船食のご紹介をします!
木戸ゆかり