2021年7月22日(木・祝)の海の日に開催したオンライン茶話会「海と私」でのメンバー交流が好評だったため、2回目のオンライン茶話会を開催しました。

実施日:20211219日(日)19002200
参加者:10
テーマ:きれいな海

茶話会テーマは、国連海洋科学の10年の7つの目標のうちの一つである「きれいな海」としました。

実施内容

  • メンバーの交流・アイスブレイクを兼ねたチーム対抗クイズ

zoomのブレイクアウトルーム機能を使用してルーム毎の2チームに分かれた対抗戦を行いました。クイズは記憶力クイズと水平思考クイズの2問。チームそれぞれの特色が出て結果は1勝1敗。

  • テーマを設けた話し合い

①生活の上で便利・大事と思ったモノ・コトの情報提供
全体交流で話し合いました。家事の便利グッズから、キャリア選択をどのようにしてきたかということまで、幅広く、実際の経験に基づいた言葉による情報の共有が行われました。

②「きれいな海」を実現するために私たちにできる事
ブレイクアウトルームに分かれて議論の後、リーダーがまとめたものを全体で議論を続けました。
このテーマでの議論の詳細は後日まとめて報告の予定ですが、各ルームで話し合われた内容は次のようでした。

【ルーム1とりまとめのNさんから】

  • 海ゴミの現状について、沿岸、沖合、海底どこにでも存在しているので、規制することが大切、出所を止める事が大切。
  • 規制するための問題点について、海への重要な流出口である河川について、一本の河川の管理する行政が上流から下流へぶつぶつ分断するように変わっている現状がある。それが上手く連携できるような仕組みがあると良いと思う。
  • 海浜の清掃などと関連した問題点について、軽石のような自然物とプラスティックのような人工物、何がゴミなのか、“きれい”の意味について共通の認識を持つ教育の必要性がある。
  • ゴミを出さないための活動の問題点として、リサイクル・リユースの循環がどこかで止まって結局ゴミになってしまう問題が起きないようにする。海は捨てたものがなくなってしまう場所ではなく有限の空間であることを皆が認識する必要性がある。

【ルーム2とりまとめS さんから】

  • 海洋ゴミをめぐる最近の研究や実践の動向:海浜の清掃に関連して、スマートフォンで波打ち際の写真をとると、海洋プラスティックゴミが浮かび上がるようなアプリがある。これを使って小学生たちに清掃教育を行う試みがある。北極域での海洋プラスティックの研究では、フリースなどの繊維がこの海域では多いことがわかってきた。洗濯機の性能によって除去できる量に差があるという話も。日本では人工芝が海洋プラスティックとして多く排出されている。
  • 私たちに何ができるか:漁家でも若い世代や女性は海をきれいにしようとする意識が高い傾向があり、出漁時にゴミ袋を持たせゴミを持ち帰ることの習慣化が一部では始まっている。海洋ゴミの専門家などとこうした人たちの間で交流を持つ機会を作る。わかりやすい標語を作って世の中に広める。海ゴミの現状を可視化する。海と女性ネットワークのホームページ上で定期的に海ゴミの映像を紹介するようにする。

深海までにおよぶゴミの画像は衝撃的なもので、まずはホームページでの画像掲載を定例会で提案することとなりました。

  •  プレゼント抽選会

茶話会は海の女性ネットワークの今年最後の活動でもあるので、メンバー互いの一年の慰労の意味を込めて、オンラインくじを利用したプレゼント抽選会をおこないました。
メンバーから提供された、海に関わりのある貴重でギークな魅力あふれるプレゼントは他では手に入らないものばかりで、抽選は大いに盛り上がりました。

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第2回の茶話会は予定の時間を大幅にこえて3時間ほどになりました。
茶話会の終わりには、海の女性ネットワーク代表の窪川さんから、まとめとなる言葉をいただきました。その中で“今後、国連海洋科学の10年の7つの目標を一つずつ、今回の形式をたたき台として、学び話し合っていきましょう。”というお話しがありました。

参加者の皆さんの活発な発言や盛り上げようというお気持ちのおかげで、全員が何かを持ち帰えられるような茶話会にすることが出来たように思います。ありがとうございます。

世話人 大西