今時期ブリといえば、氷見の寒ブリをはじめ、日本海側でうまいという印象があります。
しかし、ブリは元は温帯性で黒潮側にも生息し、房総沖でも揚がります。
ブリは大きさによって呼び名が変わる「出世魚」で、昨日購入したカマには「ワラサ」とありました。
まだ小さめで、尾叉長で50~60㎝くらいだったと思われます。
というわけで、房総沖のワラサのカマを照り焼きしてから、三浦の大根を煮ました。
・大根は乱切り、出汁で下煮する
・カマを皮側から焼く
・返して身も焼けたら醤油・砂糖・酒・みりんで照り焼き
・照り焼きの煮汁を大根に合わせて一煮立ち
霜降りして、大根があめ色になるまで煮て…という、いわゆるブリ大根との作り方と違うのは、単純に調理時間を短くしたかったからです。
上に乗ってる青物は、大根の葉です。
旬のものだけあって、これでも美味しかったです。
小熊幸子